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「OPPO R17 Pro」はミドルながらハイエンドに匹敵するスペックとカメラ!

2019年06月15日 12時00分更新

メモリーとストレージは必要十分の容量

 プロセッサーはSnapdragon 710を搭載し、メモリーは6GB、内蔵ストレージは128GBという構成。Snapdragon 710はハイエンドのプロセッサーでないものの、メモリーや内蔵ストレージは他社のハイエンドモデルなみ。特にメモリーを十分搭載しているので、最低でも2年は十分に使えそうだ。ただしmicroSDカードは非対応のため、本体内に外部ストレージを搭載できないのがネック。動画などのコンテンツをダウンロードして使いたいユーザーは注意が必要だ。

 各種ベンチマークの結果は以下の通り。Snapdragon 845などを搭載しているハイエンドモデルと比べると、CPUなどのスコアでは劣るものの、ミッドレンジとしては十分な結果。写真の撮影やSNSへの投稿、ウェブサイトの閲覧といった利用シーンなら特に不満は出ないはず。

 また「OPPOゲームスペース」を使用すると、ハードウェアのリソースをゲームに向けてフルに活用できるので、ヘビーな3Dゲームなどでもある程度の処理性能は期待できる。

AnTuTu Benchmark

Geekbench 4

3DMark

OPPOゲームスペースを利用すれば、性能をゲームに向けてフルに使用できる

OPPOゲームスペースで使用するアプリは個別に設定可能

 OSはAndroid 8.1だが、プラットフォームとしてはOPPOオリジナルのColor OS 5.2を搭載。操作方法を細かくカスタマイズできるため、画面下部のナビゲーションキーを消して、最新のiOSのような操作方法にも変更可能。iPhoneとAndroidの2台持ちで、極力操作を合わせたいというようなユーザーにはうれしいポイント。もちろん一般的なAndroidと同じようにもできるので、Androidからの機種変更も問題なしだ。

ナビゲーションキーを消してiOSのような操作方法にできる

 ミッドレンジながら、指紋認証センサーをディスプレーに内蔵しているのもポイント。認証は光学式で、ディスプレー中心のやや下寄りにタッチする場所が決まっており、指を当てると一瞬光って指紋を読み取る。いったん指紋を登録して、使い方に慣れてしまえば認証ミスはほとんど起こらないので安心して使用できる。

ディスプレーに指紋認証センサーを搭載

 SIMスロットは本体下部に配置されており、ピンを使って取り出すトレー式を採用。デュアルSIM使用でトレーの両面にnanoSIMをセットできる。ネットワークは対応周波数も多く、TD-LTEはBands 34/38/39/40/41と5つに対応しているほど。国内3キャリアだけでなく、海外でも十分活用できる。

デュアルSIM使用ながら、両面使用するトレーのためサイズは小さい

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