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総務省の通称変な人を表彰する「異能(Inno)vation」、募集開始

2019年06月03日 18時55分更新

 角川アスキー総合研究所は6月3日から、総務省が実施する今年度の「異能(Inno)vation」プログラムの業務実施機関として、同プログラムの応募受付を開始した。すでに公式サイトの応募フォームで受け付けている。期間は7月31日の18時00分まで。

 2014年度から開始した同プログラムは、奇想天外でアンビシャスな「人・発想・技術」を探すプロジェクト。「破壊的な挑戦部門」と「ジェネレーションアワード部門」の2部門を用意している。

 破壊的な挑戦部門は、ICT(情報通信技術)分野において、破壊的価値を創造する技術課題への挑戦を支援するもの。技術開発期間は1年間で、技術開発支援額は上限300万円。

 ジェネレーションアワード部門は、ICT分野における「未来がより良くなるような、ちょっとした独自のアイデア」や「自分でも1番良い使い方が分からないけれど、こだわりの尖った技術やモノ」などを募集。協力協賛企業と連携して、応募された提案の中からノミネートをし、分野賞を選定するもの。

 分野賞は「動物の5感」や「時空の4次元」を乗り越えるような分野を表彰予定。「何かが新しく見えるようになる賞」「何かが新しく聞こえるようになる賞」「触ることに関する賞」「匂いに関する賞」「味に関する賞」「何か・どこかに届くようになる賞」「大きく広がる賞」「時間が変わる賞」「高く到達する賞」「何か・どこか・誰かとつながる賞」など、15賞程度を用意している。受賞者は協力協賛企業各社に分野賞副賞20万円や、企業特別賞などがもらえる。

 同プログラムでは、各分野のトップランナーがスーパーバイザーまたは、プログラムアドバイザーとしてサポートしている。今回からはFacebookの元CTOで、Quora創業者兼CEOのアダム・ディアンジェロ氏もプログラムアドバイザーに加わる。

2019年度プログラムアドバイザーを務めるアダム・ディアンジェロ氏。Facebookの元CTOとしての実績を持ち、新たなAI技術を基に現在3億人の実名利用によるユーザーを持つ「Quora」を率いる。

 今回は地域の独創的な人々に、挑戦可能な環境を与える「プレ異能vation」も試行的に開始。6月中旬から、プレスクールの運営協力機関を募り、さまざまなテーマや課題に挑戦できるグランドチャレンジを実施する。

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