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従来の「DBT-HS」に比べ、予測精度最大およそ50%向上

自動運転車などに適した高精度な学習・予測を実現するAIアルゴリズム「DBT-HQ」

2019年05月31日 18時05分更新

 導入機器側でリアルタイムな自律学習ができるAIアルゴリズム「ディープバイナリーツリー」(DBT)を提供するエイシングは5月31日、高速処理を得意とする従来の「DBT-HS(High Speed)」に比べ、最大およそ50%の予測精度向上を実現した「DBT-HQ(High Qualty)」をリリースした。

 手書き英字の特徴量からアルファベットを特定する検証において、DBT-HSが63.0%の正解率だったのに比べ、DBT-HQの正解率は90.6%。自律学習型でありながら、よりクラウド型に近い予測精度を実現したという。

 導入機器側でのリアルタイム予測により精度の高い予測を必要とする自動運転車や産業機械への導入に適しており、今後モビリティー業界や製造業界への実装化を中心に進めていくとしている。今後、DBT-HQとDBT-HSを提供先の導入目的や適応対象に合わせて提供していく。

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