Core i9-9900KとGeForce RTX 2080搭載で、ハイエンドデスクトップと同等の性能
高性能デスクトップ級のノートPC良さを知るため、イッペイ先輩に無茶ぶりした
ベンチマークでもデスクトップ並みのスコアを記録
NEXTGEAR-NOTE i7950PA1の主なスペックは、Core i9-9900K、GeForce RTX 2080、64GBメモリー、512GB SSD(M.2接続/NVMe対応)×2、2TB HDDという構成で、価格は45万9800円。CPUやGPUだけでなく、メモリーもストレージも盛りに盛ったハイエンド構成となっている。では、NEXTGEAR-NOTE i7950PA1はどれくらいの性能があるのか、ベンチマークでチェックしてみた。
まずは、マシンの総合的な性能を計測できる「PCMark 10」をチェック。結果は、総合スコアが6848となった。また、ソフトウェアの起動やブラウザーの描画速度を示す「Essentials」が9948、WordやExcelといったアプリケーションの動作速度を示す「Productivity」が8498、動画編集や3Dグラフィックス機能の力を示す「Digital Content Creation」が10309という結果に。正直、最近ベンチマークを計測したGeForce RTX 2080を搭載する度のデスクトップパソコンよりも高い数値となった。やはり、ここまで盛りに盛ったスペックだと、かなりハイエンド構成のデスクトップと同等の性能になる。
続いて、Core i9-9900Kの性能をチェックするため、CGのレンダリング性能から独自のスコアを算出する「CINEBENCH R20」でCPU性能をチェック。結果は、CPU(マルチスコア)が4419cb、CPU(Single Core)が492cbとなった。8コア/16スレッドのデスクトップ向けCPUなだけあって、今まで計測したハイエンド構成のノートパソコンの中でも別格のスコアをたたき出した。ゲームだけでなく、実況配信をしたり、プレー動画を編集したりといった作業もなんの問題もなく快適に行なえるだろう。
ストレージの速度を計測する「CrystalDiskMark」では、シーケンシャルリードで1つめのSSDが1722MB/秒、2つめのSSDが1749MB/秒、HDDが134.3MB/秒という結果に。SSDはどちらもNVMe対応のM.2 SSDのため、かなり高速。HDDはSSDと比べるとかなり遅いが、HDDの速度としては標準的だ。メインで遊ぶゲームのデータはSSDに、録画したゲーム動画やスクリーンショットなどはHDDに保存するなど使い分けするといいだろう。SSD2つ合わせると約1TBあるので、容量が大きいゲームでも複数保存しておける。
3D性能を計測する3DMarkでは、Time Spyが8629、Fire Strikeが19011、Fire Strike Ultraが5216、Port Royalが4637という結果になった。フルHDであれば、ほとんどのゲームが快適に遊べるスコアだ。
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