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ASUS「ZenFone 6」の回転カメラの機能や強度をチェック

2019年05月29日 00時00分更新

カメラは素早く回転するので
とっさの自撮りにも対応できる

 さて、ZenFone 6で注目なのが、モーターで回転するフリップ式カメラだろう。ZenFone 6が発表されたときにカメラの強度について説明されたが、実際に触ってみなくてはどれくらい強度があるかわからない。まずはカメラを指先で引き出して動かしてみた。普段はモーターで駆動するため、カメラが閉じた状態からは簡単に引き出すことはできず、カメラが開いた状態で動かしてみても、「ゆるゆる」と軽い動きをすることはなかった。カメラの回転軸部分は強度を保ちつつ、緩まないような処理がされているようだ。

 また本体を机の上に置いた状態でカメラをフロントに切り替えようとすると「Camera cannot flip」という表示がされる。つまり一定以上の力が加わっているときは無理にカメラを開かないようにしている。ポケットやかばんの中での誤作動も対策されているのだ。カメラはZenFone 6の最大のセールスポイントだけに、作りこみはしっかりされている。安心して使うことができそうだ。

カメラを指先で動かしてみた。緩みは無く強度は十分だ

机の上に置いた状態ではカメラは回転しない。誤操作対策も万全にされている

 カメラ起動後にフロントカメラへの切り替え、すなわちカメラが回転する時間は一瞬だ。1秒以下で回転する姿は、見ていて楽しくなる。ブースのデモ機で筆者は数十回の開閉を繰り返したが、そのたびに小気味よくカメラが回転してくれた。これならポケットからZenFone 6を取り出して、さて二人でセルフィーを撮ろうというときも待たされることは無いだろう。

フロント側へのカメラの回転は一瞬だ

フロントカメラになると、背面のわずかな出っ張りは無くなりツライチとなる

 カメラの角度は自由に変えることできる。画面上からのタッチでも操作できるが、本体右側のボリュームボタンを使うほうがラクだろう。ボリュームボタンの上を押せばカメラが開いていき、下を押せば閉じていく。カメラ部分を指先で動かすことは推奨されないが、ボタン操作で簡単に調整できるので、カメラを直接指でつまむ必要性は感じられない。

本体右のボリュームボタンでカメラの位置を自由に動かせる

操作は音量アップで開く、音量ダウンで閉じる

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