今年も"アツい"季節がやってきた! それは気温の話ではなく、ゲームのことだ。
アスキー読者には、ゲーム大好きな人も多いはず。この時期になると「E3」や「東京ゲームショウ」を楽しみに待つ人もいるだろう。だが、この季節はもうひとつイベントがある。それが「ゲームマーケット2019春」だ。
ゲームマーケットは長年の歴史を持つ「アナログゲーム最大のイベント」である。
ここ数年、アナログゲーム市場は急激に拡大。テレビのバラエティー番組などでも、「ボードゲームカフェ」が取り上げられたり、番組でゲーム自体を遊んだりしていることを目にする。たしかに、アスキーで扱うゲームは、PCやテレビゲームが大半だが、同じゲームというカテゴリーにおいて、アナログゲームは一大ジャンルになりつつある。そこで本稿では、デジタルなゲームとは違った楽しみ方があるアナログゲームの世界をちょっとだけお見せしよう。
多種多様な"ド定番"アナログゲームの数々
最初にアナログゲーム自体について説明しよう。
身近なゲームだと「人生ゲーム」「野球盤」はアナログゲーム界でもトップクラスの知名度。これらに共通するのは、"電源ナシでも"プレイできるということ。そのため、アナログゲームのことを「非電源ゲーム」と称することもある。
アナログゲームは主に、ボードやコマ、カードを使うボードゲームやカードゲーム、テーブルトークロールプレイングゲーム(TRPG)などのジャンルが代表的。デジタルなゲームと同じように、世界的にも作品数はかなり多い。昭和の時代には「モノポリー」や「アクワイア」にウォーゲーム、2000年に入って「カタン」「ドミニオン」「カルカソンヌ」、そして最近では「パンデミック」「街コロ」「ラブレター」などが登場している。
ジャンルも遊び方も多岐にわたるため、「アナログゲームが好き!」という人はもちろん、「〇〇が好き!」という特定のゲームが好きな人もいる。まずはド定番で人気な8作品を紹介していく。
人生ゲーム
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時代の話題を取り入れて進化し続ける人生ゲーム。最新版ではインフルエンサーなどSNSも取り入れている。
野球盤
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野球盤は、いまではスコアボードがデジタル表示に。さらに打球は“放物線”を描いてスタンドに飛ぶ仕様。
モノポリー
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「ほかのプレイヤーと交渉する」という楽しみ方を提供したモノポリー。大人もハマる人が続出している。
アクワイア
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モチーフは、ホテルチェーンの買収と、それに伴う価格が変化する株券の売買。勝負時の手の読みがキモ。
ディプロマシー
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ひと言で表せば“裏切りのゲーム”。舞台は第一次世界大戦直前のヨーロッパで、外交交渉をメインとした。
カタン
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自分の土地を広げて入手できる資源を増やして街を大きくし、他人と交渉したり他人を邪魔したりする。
パンデミック
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病原菌から人類を守るというストーリー。シリーズ作になっていて、「蛮族からローマ帝国を守る」作品も登場。
人狼
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テレビ番組やYouTubeなど、多くのメディアで取り上げられる本作。ゲームテンポが向上した派生作品もある。
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