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開発費と人員確保のための人件費として使用

フランスのVRトレーニング企業、約7400万円の資金を調達

2019年05月22日 17時45分更新

 VRトレーニングを手がけるフランスの企業「Pitchboy」が、シードラウンドで67万5000ドル(約7400万円)を資金調達した。Pitchboyは2019年創業のパリとニューヨークに拠点を構える企業で、セールスやカスタマーサービス向けに特化したVRトレーニングの開発を実施。同社は非常に新しい企業であるにも関わらず、既にフランスの大手電気通信事業者である「オレンジ」や、レンタカー会社の「Sixt」といった大手企業との取引実績を有している。

 今回の資金調達には、フランスの庭園家具製造会社「Lafuma」の元CEOであるPhilippe Joffard氏や、金融サービスサイト「meilleurtaux.com」の創業者Christophe Cremer氏などが出資者として参加。Pitchboyによると、調達した資金は開発費と人員確保のための人件費として使用されるという。

 PitchboyのVRトレーニングは、セールス担当やカスタマーサービス、医療機器販売、医療品販売、トレーニング、小売業、接客スタッフ、人事採用担当などを対象としており、法人向けに開発を実施。同社のトレーニングプラットフォームはAIが制御する形式で、音声認識で動作するように設計されているとのこと。

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