大日本印刷(DNP)は、透明度が高い「透明スクリーン」と、透過する光をコントロールする「調光フィルム」を一体化した新製品「Smart Display Window」を開発した。明るい空間でもクリアな映像が表示でき、AR(拡張現実)の演出も可能としている。
DNPは2013年3月より透明スクリーンを提供しており、2018年5月には輝度と透明度を大きく向上させた透明スクリーンを開発。この透明スクリーンは、AR技術と組み合わせた活用やバーチャルキャラクターを投影できるという。
Smart Display Windowでは、瞬時に光の透過度合いを切り替え可能な調光フィルムにより、実際の空間とスクリーンに映すCGやテキスト、動画などを組み合わせて、ARの演出を施したさまざまなコンテンツを表示できるという。また、ニーズにあわせて、複数の透明スクリーンをつなぎ合わせて大型化することも可能だ。今後DNPは、プロジェクターメーカーとの協業などにより、Smart Display Windowを販売していく予定とのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります