アップルは5月21日、第8世代および第9世代のインテルCoreプロセッサーを搭載したMacBook Proを発表した。公式ストア、Apple Storeアプリケーションではすでに発売開始しており、一部のアップル直営店と製品販売店の店頭販売では今週の後半から。価格はTouch Barを採用した13型MacBook Proが19万8800円からで、15型MacBook Proは25万8800円から(いずれも税別)。
MacBook Proとして初の8コア仕様。4コア仕様のモデルと比較して最大2倍、6コア仕様モデルと比較して40%高速な処理能力を発揮するという。全モデル共通で、Retinaディスプレイを採用している。
13型MacBook Proは、Touch Barを搭載しないモデルと、Touch Barを搭載したモデルを用意。Touch Barを搭載しないモデルはCore i5(2.3〜3.6GHz)を採用しており、オプションでCore i7(2.5〜4.0GHz)に変更できる。グラフィックスはインテル Iris Plus Graphics 640。メモリーは8GB(オプション16GB)、ストレージは128GB SSD/256GB SSD(オプションで1TB SSDを揃える)。インターフェースは2基のThunderbolt 3(USB Type-C)ポートで、充電、DisplayPort、Thunderbolt(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)に対応。そのほか、3.5mmヘッドフォンジャックを用意している。サイズは幅30.41×奥行き21.24×高さ1.49cm。重量は1.37kg。
Touch Barを搭載したモデルは、Core i5(2.4〜4.1GHz)を採用しており、オプションでCore i7(2.8〜4.7GHz)に変更できる。グラフィックスはインテル Iris Plus Graphics 655。メモリーは8GB(オプション16GB)、ストレージは256GB SSD/512GB SSD(オプションで1TB SSD/2TB SSDを揃える)。インターフェースは4基のThunderbolt 3(USB Type-C)ポートで、充電、DisplayPort、Thunderbolt(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)に対応。そのほか、3.5mmヘッドフォンジャックを用意している。サイズと重量はTouch Barを搭載しないモデルと同様。
15型MacBook ProはCore i7(2.6~4.5GHz)モデルとCore i9(2.3~4.8GHz)モデルを用意。Core i7搭載モデルはオプションでCore i9(2.4〜5.0GHz)に変更できる。グラフィックスはRadeon Pro 555XとCPU内蔵のインテル UHD Graphics 630。オプションでRadeon Pro 560Xに変えられる。メモリーは16GB(オプション32GB)、ストレージは256GB SSD(オプションで512/1TB/2TB/4TB SSDを揃える)。インターフェースは4基のThunderbolt 3(USB Type-C)ポートで、充電、DisplayPort、Thunderbolt(最大40Gb/s)、USB 3.1 Gen 2(最大10Gb/s)に対応。そのほか、3.5mmヘッドフォンジャックを用意している。サイズは幅34.93×奥行き24.07×高さ1.55cm。重量は1.83kg。
Core i9(2.3~4.8GHz)モデルもオプションでCore i9(2.4〜5.0GHz)に変更可能。グラフィックスはRadeon Pro 560XとCPU内蔵のインテル UHD Graphics 630。オプションでRadeon Pro Vega 16が選べる。メモリー、ストレージ、インターフェース、サイズと重量はCore i7モデルと同様。
アップルのMacプロダクトマーケティング担当のシニアディレクターであるトム・ボガー氏は「教科課程を履修する大学生、世界トップレベルのアプリケーションを開発するデベロッパー、長編映画を制作するビデオエディターなど、当社のお客様がMacBook Proを使って取り組んでいることに私たちは常に驚かされています。このたび新たに8コアプロセッサを搭載して飛躍的にパフォーマンスが向上したMacBook Proは、圧倒的な美しさのRetinaディスプレイ、高速なストレージ、丸一日使い続けられるバッテリーを搭載した上で、macOSが駆動し、引き続き、世界最高のプロ仕様ノートブックの座に君臨します。最新のMacBook Proを使ったお客様の次の取り組みを見るのが待ち切れない思いです」と述べている。
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