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見た目はほぼ新品同様

丁寧に使われたコンパクトデスクトップが2万5000円!リファービッシュ「OptiPlex 7020」実機レビュー

2019年05月30日 11時00分更新

文● ASCII編集部
提供: 横河レンタ・リース

(1)製品名:OptiPlex 7020 3300SFF(Win7) (2)製品のグレード:【美品】Sランクよりも小キズのある全体的にキレイなレンタルアップ品 (3)当該製品の予定売価:参考価格2万7000円(税抜2万5000円)

 横河レンタ・リースが運営しているQualitで販売中の「リフレッシュPC」から、厳選されたお買い得品を紹介する本企画。

 Qualitでは製品の状態によって「超美品」、「美品」、「Bランク」、「Cランク」などとランクを分けているが、今回は「美品」に格付けされているデルのデスクトップPC「OptiPlex 7020」を借用した。「美品」とされるリフレッシュPCの外観、および気になる中身の状態について、そして2014年7月に発売されたデスクトップPCのパフォーマンスについてチェックしていこう!

一部パーツ強化でまだまだ現役稼働も可能な小型デスクトップ機

 今回横河レンタ・リースより借用した「OptiPlex 7020」は、2014年7月にデルより発売されたデスクトップPC。OSは「Windows 7 Pro 32bit」がプリインストールされており、CPUは4コア4スレッドの「Core i5-4590」(3.30~3.70GHz)、メモリー(RAM)は4GB、ストレージは500GBのHDDを搭載している。グラフィックボードは内蔵されていないが、背の低いスモールファクターのグラフィックボードを別途購入すれば、2D/3Dグラフィックス機能を強化可能だ。

 本体サイズは93×312×290mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約6.0kg。フットプリント(設置面積)がコンパクトなので、机の上に置いても邪魔にならないという利点がある。また標準でDVD-ROMドライブが搭載されているので、DVDソフトの鑑賞や、データの受け取りに利用できるのも嬉しいところ。

 このほかの細かなスペックについては下記を参照してほしい。

「OptiPlex 7020」の主なスペック
製品名 OptiPlex 7020 3300SFF(Win7)
メーカー デル
グレード 美品
販売価格 2万7000円(税込)
OS Windows 7 Pro(32bit)
CPU Intel Core i5-4590(4コア4スレッド、3.30~3.70GHz)
メモリー 4GB
ストレージ 500GB
(WDC WD5000AAKX-75U6AA0)
光学ドライブ DVDマルチ
ネットワーク ギガビットイーサネット
インターフェース USB 3.0×4(前面×2、背面×2)、USB 2.0(前面×2、背面×4)、DisplayPort×2、VGA×1、シリアル×1、RJ-45×1、PS/2×2、ライン入力×2(ステレオ/マイク用)、ライン出力×2(ヘッドフォン/スピーカー用)
サイズ/重量 約93×312×290mm /約6.0kg

外装はほぼ新品同様のコンディションで目立った傷みなし

 QualitのリフレッシュPCは横河レンタ・リース独自開発の梱包箱に収められている。デスクトップPC本体は、緩衝材3枚の上に、さらに緩衝材でくるまれて梱包箱の中心に収められ、付属品のキーボード、マウス、電源ケーブルは2枚の緩衝材で挟んだ状態で上に乗せられている。配送時に万が一の事故があった場合でも、中身にダメージが及ぶことはないはずだ。

横河レンタ・リース独自開発の梱包箱は合計6枚の緩衝材が使用され、デスクトップPC本体とアクセサリーをそれぞれ包み込むように丁寧に梱包されている。また緩衝材は空気がたっぷり封入された厚手のものが採用されている。緩衝材は空気を抜けばコンパクトにまとめられるので、発泡スチロールより廃棄するのも手軽というメリットもある

 外装の状態だが、今回は「【美品】Sランクよりも小キズのある全体的にキレイなレンタルアップ品」とのことで、なにかにぶつけたような傷や塗装のはがれなどはいっさいなかった。側面のパネルを開き中身も確認してみたが、綺麗にクリーニングされており、ホコリはほとんど見当たらなかった。キーボード、マウスに使用感はなかったので、手持ちのワイヤレスタイプなどを使っていたのかもしれない。リフレッシュPCではあるが、新品同様のコンディションと言って差し支えない。

本体前面。USBメモリーの抜き差しに伴う小傷なども見つからない。USBメモリーの使用を禁じられたオフィスで使われていた機材なのかもしれない

本体背面

数年使っていればPC内部にホコリは必ず混入するものだが、今回の貸出機にはほとんど見当たらなかった。徹底的にクリーニングが施されているわけだ

同梱されるキーボード。キートップに文字のかすれ、テカリなどはなかった

マウスにも使用した痕跡はない。もしかしたら未使用品なのかもしれない

ストレージの利用状況をチェックする「CrystalDiskMark 8.0.0」でチェックしたところ、健康状態は「正常」、電源投入回数は「524回」、使用時間は「8478時間」と表示された

ブラウジングやオフィスソフト用途には十分なパフォーマンス
より快適さを求めるならSSDに換装を

 最後にパフォーマンスをチェックしてみよう。今回は「Windowsエクスペリエンス インデックス」を実行してみたが、プロセッサは「7.5」、メモリ(RAM)は「7.5」、グラフィックスは「5.0」、ゲーム用グラフィックスは「6.6」、プライマリハードディスクは「5.9」という結果だった。このままでもウェブブラウジングやオフィスアプリなど一般的な用途であれば十分なパフォーマンスを備えている。強いて改善点を挙げるならストレージをHDDからSSDに交換するといい。シリアルATA接続の120GB SSDなら2000円台で購入可能で、デスクトップPCはストレージ交換が容易だ。システムドライブをSSDに変更すれば、OS、アプリの起動、ファイルの読み書きが飛躍的に高速化するので、予算に余裕があるならぜひチャレンジしてみよう。

「Windowsエクスペリエンス インデックス」の結果は、プロセッサが「7.5」、メモリ(RAM)が「7.5」、グラフィックスが「5.0」、ゲーム用グラフィックスが「6.6」、プライマリハードディスクが「5.9」

ストレージベンチマーク「CrystalDiskMark 5.5.0」のシーケンシャルリード(Q32T1)は126.7MB/s、シーケンシャルライト(Q32T1)は127.3MB/s。できればSerial ATA接続のSSDに換装したいところだ

Windows 7 Pro 32bitのリカバリーディスクとユーティリティディスクのDVD-ROMが付属

 今回横河レンタ・リースより借用した「OptiPlex 7020」は、本体、キーボード、マウスの外装は新品同様で、中身も綺麗にクリーニングされており、一般的な用途であればいまでも通用するパフォーマンスを備えていることを確認できた。これが2万5000円で購入できるのだからお買い得感は非常に高い。また、メモリー、ストレージの交換が容易で、グラフィックボードを装着すればグラフィックス機能を強化できるのも重要なポイント。

 実用上十分なパフォーマンスを備え、将来的には手軽に性能をアップグレードできる「OptiPlex 7020」は初心者だけでなく、中上級者にも魅力的なマシンだ。

提供:横河レンタ・リース

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