シャープは5月24日から、スマートホームアプリ「COCORO HOME」(ココロ ホーム)をスマホ向けに提供開始する。Androidは24日から、iOSは夏頃から提供の予定。
シャープはこれまで、クラウドと接続するAIoT家電が、ユーザーの好みや習慣を学習して、最適な運転やアドバイスをしてくれる生活サービス「COCORO+」を提供してきたが、家電の利用データや使い方の提案などを可視化できるように、スマホアプリ「COCORO HOME」を提供する。
COCORO HOMEは、利用習慣を学習して複数機器の一括操作を提案する機能、最適なサービスを知らせてくれる機能、他社サービスと連携した機能など、大きく3つの機能を備える。
複数の家電を一括操作
たとえば、朝出かける時に「テレビやエアコンを消す」などの決まった操作をしていると、家電の利用データを通じてCOCORO HOMEが学習し、複数の家電を操作する登録を誘導してくれる。この機能は2019年秋から提供する予定。
状況に応じて最適なサービスを
知らせてくれる
ウォーターオーブン「ヘルシオ」や、水なし自動調理鍋「ヘルシオ ホットクック」の普段の調理履歴からユーザーの好みや習慣を学習し、好みの食材を使ったメニューを知らせてくれる。将来的には、スーパーの特売情報などを、家事の最中に冷蔵庫が音声で知らせてくれる機能も提供するという。
他社サービスとの連携
COCORO HOMEのプラットフォームを開放し、シャープのAIoT家電や、他社の住設機器などとの連携を進めていく。5月20日時点ではセコム/KDDI/関西電力などと連携することが決まっているが、具体的なサービスについては、2019年秋頃に発表する予定だ。
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