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技術開発および国内外でライブ会場拡大へ

バーチャルキャラクター市場の裾野広がる?バルスが3.5億円調達

2019年05月17日 13時30分更新

 バーチャルキャラクターを活用したVR/ARコンテンツを提供するバルスは、総額3.5億円の資金調達を実施した。この調達により、VR/AR/MR/VTuberライブエンタテインメント分野において、技術開発および設備への投資、全国および海外のライブ会場の拡大、手軽なバーチャルキャラクターの制御技術の開発を行なう。

 バルスは、自社のモーションキャプチャスタジオから全国のライブ会場へリアルタイムのバーチャルアーティストのライブパフォーマンスを展開している。アーティストは、会場に設置されたカメラやマイクから、会場内の様子を知ることができ、観客とアーティストの双方向のコミュニケーションを取ることが可能となっている。

 現在バルスでは、ヒューマックスシネマとの提携により、池袋HUMAXシネマズにてライブを実施。「今後は、国内外でバーチャルアーティストのライブが展開できるよう拠点を増やしていくことにも注力していく予定」とのこと。

 また、「バーチャルキャラクター市場の裾野を広げるためにも、大規模なライブイベントだけではなく小規模なイベントを簡易的にできる仕組みの拡大、手軽に使えるバーチャルキャラクターの制御技術の発表も予定している」としている。

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