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3Dキャラクターの警備員が警備や受付業務

NTTドコモやセコム、バーチャル警備員を共同開発

2019年05月10日 13時10分更新

 NTTドコモは4月25日、セコム、AGC、ディー・エヌ・エー(DeNA)と共同で「バーチャル警備システム」の試作機を開発した。バーチャルキャラクターが警戒監視などの警備や受付業務を行なうとのこと。

 バーチャル警備システムは、AIを搭載したバーチャルキャラクター(バーチャル警備員)が常駐警備サービスを提供するセキュリティーシステム。契約施設の内部エントランスなどに設置することを想定している。バーチャル警備員が捉えた映像や周辺状況は、リアルタイムで契約施設内の監視卓(防災センター)に送信され、必要時には常駐警備員が対応を行なう。これによって「効率的な人員配置が可能」「運用コストの低減になる」とのこと。

 なお、「将来的には第5世代移動通信方式(5G)を活用し、契約先施設外にあるセコムの遠隔監視センターで複数の契約先の監視を行なうことも視野に入れている」とコメント。今後は2020年の発売に向けて実用化を進めていくとしている。

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