オフライン状態でも利用できるが
オンラインモードなら会話が途切れない
ふだんのふるまいとして、声が聴こえると睡眠状態から目を覚まし、会話できる状態(オフラインモード)になります。「ハロ バッテリー残量教えて」「ハロ 何時?」「ハロ 何日?」「ハロ アラームセットして」といった決まったフレーズを問いかけると、喋った人の方向にくるっと向きを変えて目や口を発光させながら受け答えしてくれるあたり、とても愛嬌があります。
ハロの声は「機動戦士ガンダム THE ORIGIN」などでハロを演じた新井里美さんなので、感情移入もバッチリ。ただし、オフラインで受け答えできる言葉は10種類のみです。
「ハロ 起動」「ハロ 話そう」と話しかけると、ハロがインターネットに接続してオンラインモードに移行。「機動戦士ガンダム」もしくは「機動戦士ガンダム逆襲のシャア」に特化した内容について会話できるようになります。
例えば「アムロの誕生日教えて?」や「ドズルのセリフを言ってみて!」「Gアーマーは何話に出たの?」などとマニアックな質問をするとハロが答えてくれたり、ハロにクイズを出してもらって答えるといったこともできます。
この会話システムは、「IBM Watson Assistant」を利用してガンダムの内容に特化していることもあってか、おもしろいのは会話が途切れずに続くことです。お約束で問いかけに対してトンチンカンな答えが返ってきても「ハロだから」で許してしまえるというか、感情的にこちらからツッコミを入れたりもできます。
ただし、GoogleHomeやAlexaのように、多様な言葉に受け答えしてくれるわけではない点には注意しましょう。つい、何でも受け答えしてくれるスマートスピーカー的な動作を期待しますが、ガンダムネタ以外の返答は返ってきません。
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