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めでたい時に飲む幻の日本酒

2019年05月01日 17時00分更新

 ごきげんよう、今日ものんべろべろりん、アスキーの酒好きナベコです。新元号になり世間はお祝いムード。そこで今回は、祝いの場にぴったりな日本酒を紹介します。

 日本盛の「超特撰 純米吟醸酒 惣花(そうはな)」。皇室御用酒として昭和天皇即位、平成天皇即位式の時にも納品された日本酒です。宮中の祭祀や儀式にも用いられた格式のあるお酒。

兵庫、灘五郷の酒蔵「日本盛」のお酒。

 「惣花」は、江戸時代末期に丹波杜氏流の酒造法を考え出したという名醸家、岸田忠左衛門がその極意をもって生み出したといいます。特別な製法でつくるため、今もなお生産数が多くなく「幻の酒」とも呼ばれてるそう。

 山田錦と惣花専用の特別な酵母を使用。酒米を55%まで削り上げ、10度程度の低温環境で3段仕込みで醸します。「甘・酸・辛・苦・渋」の五味が調和した旨口の味わいが特徴だとか。

 アルコール度数15度以上16度未満、日本酒度マイナス4.0、酸度1.6。

 価格は、300ml、750円前後。720ml、1700円前後。日本盛の直販サイトや通販で扱われています。

皇室で飲まれたお酒「惣花」の味は?

 皇室でも飲まれたという「惣花」を記者も飲んでみました。祝いの心もちで。カンパーイ!

やや甘口であと味は抜けがよく、リッチなのに飲みやすい味わい。和食と合わせやすいです。

 気高く芳醇な吟醸酒の香り。口に含むと、するりとした舌触りとともに、豊かな米の甘味やコク。一瞬おいて苦味やピリリとした酸味も重なってきて、後味はスッとした心地よい抜け。

 最初は甘口。それでいて、キレがよいためとても飲みやすかったです。旨み豊かで、煮物など醤油風味の和食との相性もぴったりでした。

 入ってきた瞬間の印象から口の中で表情を変える、奥深いおいしさ。五味を調和させてつくったというように、様々な味覚を織りなしていて、かつ飲みやすいよう絶妙なバランスで仕上げているのでしょう。

 さすが、皇室でも飲まれた誉れが高いお酒と感激! みなさんもお祝いの場面でいかがでしょう。



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書いた人:記者ナベコ

デジタル媒体アスキーでなぜか食べ物の記事ばっかり手掛けている人。3度の飯を食らいつつ酒をがんがん飲んでいる。好きなジャンルはビール、ウイスキー、焼酎、日本酒、ワインなど高アルコール全般。苦手なお酒は甘いカクテル全般とスピリタス。酒豪ではなきにつき鯨飲した翌日はSNSからも消える。Facebookやっています。

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