日本時間4月16日未明、パリ中心部にある観光名所のノートルダム大聖堂で大規模な火災が発生。大きな火柱や白煙が立ち上り、象徴的だった大聖堂の尖塔が崩れ落ちた。
ノートルダム大聖堂は12世紀に建設が始まったゴシック様式の建築物として知られる。年間訪れる観光客の数は約1300万人とされ、ユネスコの世界遺産にも登録されている。
すでに崩れて落ちた火災前のノートルダム大聖堂は、復元の努力をもってしても完全に同じ状態に戻ることはない。しかし、世界では火災前のノートルダム大聖堂をVR向けに保存した映像が残っている。
2月に公開された「Who is the man behind Notre-Dame ?」は、VR映像制作会社のTargoが手がけた映像作品。ノートルダム大聖堂の内部と人々の様子を、360度ステレオ撮影でおさめた8分にわたるVR向けのドキュメンタリー映像。崩れ落ちる前の大聖堂の様子を、まるでその場所にいるかのように体験できる。
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