FOXが国内販売代理店となり、同社ECサイトやプラススタイルのほか、ヨドバシカメラ、ビックカメラ、Amazon.co.jpなどで、24日から販売される手のひらサイズのAndroidスマートフォン「Palm Phone」(4万4800円)。編集部に実機が届いたので写真中心に紹介する。
iPhone 3Gよりもずっとコンパクトな筐体
画面解像度が高い分、想像以上に快適に使える
Palm Phoneの最大の魅力は言うまでもなく、3.2型液晶を搭載し、50.6×96.6×7.4mmという超小型に抑えられたサイズ。3:2で3.5型液晶だったiPhone 3Gと比べても、2回り以上はコンパクトな印象だ。このサイズ感、もちろんイマドキのスマホにはないものだ。それでいて防水まで対応しているのには驚かされる。重量もわずか62.5gだ。
画面は小さいながらも解像度が高いこともあり(720×1280ドット)、ウェブサイトやSNSアプリなどでも案外快適というか、普通に使えるし、文字も十分読むことができる。
そのほかのスペックは、Snapdragon 435、3GBメモリー、32GBストレージ、12メガカメラ(イン8メガ)、800mAhバッテリー、Android 8.1など。CPUもミドルクラスながら、不満を感じることはない。繰り返しになるが、ここまで小型な端末なのに普通に使えることに驚かされる。なお、ロック解除は顔認証で可能。
ソフトウェア面では、独自のホーム画面を採用。ナビゲーションバーを消した場合は、画面の外にあるボタンを1度タップで「戻る」、2度で「ホーム」の操作ができる。また、ロック画面から呼び出せる「ジェスチャーパッド」では英文字を指で描くだけでアプリの検索が可能だ。
弱点と感じるのがネットワーク対応で、国内で利用されているバンドに最適化されてない点はやや残念だが、小型端末好きには注目の1台なのは間違いない。
「Palm Phone」の主なスペック | |
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メーカー | Palm |
価格 | 4万4800円 |
ディスプレー | 3.3型液晶 |
画面解像度 | 720×1280 |
サイズ | 50.6×96.6×7.4mm |
重量 | 62.5g |
CPU | Snapdragon 435 |
内蔵メモリー | 3GB |
内蔵ストレージ | 32GB |
外部ストレージ | ―― |
OS | Android 8.1 |
対応バンド | LTE:1/3/7/8/20 W-CDMA:1/2/5/8 4バンドGSM |
カメラ画素数 | リア:1200万画素 /イン:800万画素 |
バッテリー容量 | 800mAh |
無線LAN | IEEE802.11n(2.4GHz対応) |
防水/防塵 | IP68 |
生体認証 | ○(顔) |
SIM形状 | nanoSIM |
USB端子 | Type-C |
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