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持ち運び可能で地方空港でも実施可能

JAL、航空機の牽引訓練用VRシミュレーターを導入

2019年04月15日 15時15分更新

 JALグループのJALグランドサービス(JGS)とxR(VR/AR/MR)ソリューションを提供するコミュニケーション・プランニング(CP)は、航空機の牽引訓練用VRシミュレーターを導入した。

 JGSとCPは、時間や場所に左右されずに訓練教育を実施できる、航空機の牽引訓練用のVRシミュレーターを共同開発した。持ち運びが可能なため、地方空港などでの訓練も実施可能となる。また、通常の訓練では再現が困難な雨や雪などの気象条件を設定することや、教官の指導を受けながら繰り返し訓練することができるため、効果的かつ効率的な訓練を実現しているとのこと。

 本VRシミュレーターでは、VRの特徴である周囲360度を見回すことができ、平面モニターでは体験できない「振り向く、覗き込む」といった航空機牽引時の安全確保に必要な動作の確認にも対応しているという。

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