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ミーカンパニー、医療・介護のビッグデータを正確に活用できる処理サービス

2019年04月11日 18時05分更新

 ミーカンパニーは4月10日、データ処理サービス「SCUEL MDMサービス」 を提供開始したと発表。対象は医療機関(病院・診療所・歯科医院)や薬局、介護事業所を顧客に持つ企業。

 一般的に、外部データベースの導入で問題になるのは、これまで社内で蓄えてきたインハウスデータベースの突合作業(複数のデータ間のつけ合わせ作業)だという。本サービスはこれまで手間のかかった複数の医療機関など、名寄せ・データマッチングを簡単にできるとする。データベースの中から住所や郵便番号などデータの誤りや重複を洗い出し、異質なデータを取り除いて整理する「クレンジング・ツール」としても利用可能。

 たとえば、DPCなどの医療情報データは、病院名称と都道府県のみの情報をキーとして公開し、電話番号や住所は公開していないという。インハウスデータベースと組みあわせて利用するには、都道府県名と病院名称のみで突合処理をする必要があった。どの病院を同一として扱うか、作業は非常に難しかったとのこと。本サービスを使用することで、少ないデータからでも簡単で高精度に情報の突合処理ができるとしている。

 同社は、医療・薬局・介護に関するオープンデータをもとに構築したデータベース「SCUELデータベース」を外部データとして提供。医療・ヘルスケア領域を軸として、国内のデータ活用を推進していくとのこと。

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