Plug and Play Japan Batch 2 EXPOブース展示レポート
経費キャッシュレス化法人プリペイドカードほか、新サービス続々
3月6・7日の2日間、Plug and Playアクセラレーションプログラムの成果発表会「Plug and Play Japan Batch 2 EXPO」がベルサール渋谷ガーデンにて開催された。
Plug and Playは、世界11ヵ所、26拠点で投資・アクセラレーションプログラムを通してスタートアップへの支援を行なっている。2018年11月から約3か月間実施されたプログラム「Batch 2」では、国内外59社のスタートアップを支援し、本イベントは、その成果発表会となる。当日は、基調講演やピッチのセッションのほか、採択スタートアップによるブース出展も実施された。ここでは、1日目の展示ブースから気になる製品をいくつか紹介しよう。
法人プリペイドカードで会社の経費をキャッシュレス化
クラウドキャストの「Staple」は、会社の経費精算をスマート化するクラウドサービス。スマホアプリでレシートの読み取りや交通系カードとの連携で、めんどうな経費の入力や申請処理を自動化できる。もちろん、主要な会計ソフトとの連携にも対応。さらに、この春にはVISAと提携した法人向けプリペイドカード「Stapleカード」をリリース予定だ。
与信審査がいらないので全従業員への配布も可能。出張旅費や交際費などの支払いにStapleカードを使うようにすれば、従業員の立て替えや経費精算がいらなくなる。
ハードウェア不要! 低コストにセルフオーダーシステムを導入
QRコード決済サービス「ExOrder」を提供するAliveCastは、開発中の飲食店向けセルフオーダーアプリを展示。ファミレスなどを中心に客席に設置されたタブレットから注文できるセルフオーダーシステムの導入が進む一方、衛生面から画面を触りたくない、という声もある。また、店舗側もテーブル数のタブレット端末を購入するには費用がかかる。
ExOrderは、お客さん自身がアプリをダウンロードして、お店のQRコードを読み取ると、厨房と連動したメニューが表示される仕組み。また、アプリには自分の好みのメニューが優先的に表示される学習機能も搭載する。ローンチは7月頃を目指しているとのこと。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります