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ダニー・ボイル監督の最新作、脚本はリチャード・カーティスが担当する

ビートルズを自分以外だれも知らない!?『YESTERDAY(原題)』10月に公開決定

2019年04月08日 19時45分更新

 ダニー・ボイル監督の最新作『YESTERDAY(原題)』の日本公開日が10月に決定した。

 ダニー・ボイル監督は『トレインスポッティング』や『スラムドッグ$ミリオネア』はもちろん、2012年ロンドンオリンピックの開幕式で芸術監督を務めたことでも知られる。脚本は『フォー・ウェディング』『ラブ・アクチュアリー』『ノッティングヒルの恋人』などのリチャード・カーティスが担当する。

 物語は「もしも自分以外にザ・ビートルズを知らない世界になってしまったとしたら?」というユニークな設定から展開していく。キャストは『イーストエンダーズ』のヒメーシュ・パテルや、『マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー』のリリー・ジェームズなどで、世界的アーティストのエド・シーランも本人役で出演する。

 この作品はアメリカ・ニューヨークで開催される「トライベッカ映画祭」のクロージングナイト作品に選出。5月4日の18時(現地時間)からワールドプレミアを予定している。ダニー・ボイル監督は「トライベッカ映画祭で本作を通じてザ・ビートルズの名曲たちを初めてアメリカに届けるような不思議な気持ちです。本映画祭のクロージングに選出されてとても嬉しいですし、大変光栄です」と意気込んでいる。

ストーリー:「イエスタデイ(昨日)」まで、地球上のだれもがザ・ビートルズを知っていた。しかし、今日、彼らの名曲を覚えているのは世界で1人、ジャックだけ……。ジャックは突然、信じられない不思議な世界に身を置くこととなってしまった。彼はイギリスの小さな海辺の町に住む、悩めるシンガーソングライター。幼なじみで親友のエリーから献身的に支えられているものの、まったく売れず、音楽で有名になりたいという夢に限界を感じていた。そんなとき、世界規模で瞬間的な停電が起こり、彼は交通事故に遭う。昏睡状態から目を覚ますと、この世には史上最も有名なバンド、ザ・ビートルズが存在していなかったことになっていることに気づく……。


●公開情報
・『YESTERDAY(原題)』 
・イギリス公開:6月28日、日本公開:10月
・監督:ダニー・ボイル
・脚本:リチャード・カーティス
・製作:ティム・ビーヴァン、エリック・フェルナー、マット・ウィルキンソン、バーニー・ベルロー、リチャード・カーティス、ダニー・ボイル
・製作総指揮:ニック・エンジェル、リー・ブレイザー
・出演:ヒメーシュ・パテル、リリー・ジェームズ、ケイト・マッキノン、エド・シーラン
・配給宣伝:東宝東和 

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