新たなスマホ決済「au PAY」4月9日開始
チャージ額10%増量キャンペーンも実施
auは4月9日から、バーコードやQRコードを使ったスマホ決済サービス「au PAY」の提供を開始する。au PAYはau WALLETの新たな決済手段として追加される立ち位置だ。
au PAYはau WALLETアプリのバージョンアップで利用開始可能。au WALLET残高がそのまま利用できるほか、LAUSONやauショップといったリアル拠点のほか、貯まっているau WALLET残高や「auかんたん決済(通信料金合算支払い)」、じぶん銀行をはじめとしたさまざまなチャージ方法が選択できる。
さらに、今年夏以降にはau WALLET残高へのチャージ方法を拡充。全国2.5万台のセブン銀行ATMで現金チャージが開始されるほか、auかんたん決済のリアルタイムチャージで、残高不足時のその場で不足額を自動でチャージできるようになる。
au PAYは利用金額に応じて200円(税込)ごとに1ポイント(0.5%)、auスマートパスプレミアム会員は3ポイント(1.5%)のau WALLETポイントが還元される。
auは4月15日以降「au WALLET ポイント つかえる!たまる!キャンペーン」を順次開催する。4月15日10時から4月30日20時までの期間内、対象チャージ金額が100億円に達するまではポイントをチャージするとポイントが10%増額される。
au PAYの開始に合わせて、au WALLETポイントを利用して資産運用を疑似体験できるau WALLETポイント運用の提供も開始。口座開設手続きは不要で、運用中のポイントは1ポイントからau WALLETポイントに引き出せる。
発表会にはKDDI取締役執行役員専務コンシューマ事業本部長の東海林 崇氏が登壇。東海林氏は「au WALLETポイントは1000億円超の残高がある。au PAYを“脱・埋蔵ポイント”の身近なおサイフにしたい」とコメント。さらにau WALLETポイントに関して「1ポイントは1円より価値があるところにこだわった」として、キャンペーンでの増額やポイントレートの変更などで価値を上げる方針を示した。
また、東海林氏は「au ID自体をオープン化していこうと考えている」とコメント。今年の夏に他キャリアのユーザーなどにau IDを解放する方針を示した。
発表会にはCMキャラクターを演じる桐谷健太さんと菅田将暉さんがゲストとして登場。軽妙なトークで発表会に華を添えた。
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