週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Xアイコン
  • RSSフィード

フルサイズの次はM4/3とコンパクトだっ

パナソニックが新ミラーレス「LUMIX G99」と30倍コンパクト「TZ95」を発表!!

2019年04月08日 13時10分更新



 パナソニックは4月8日にマイクロフォーサーズのミラーレス一眼「LUMIX G99」と、高倍率ズームを搭載したコンパクトカメラ「LUMIX TZ95」を発表した.

「G99」は5月23日発売予定で、レンズキットの予想価格は約17万8000円(税込)だっ

プロ向けマイクロフォーサーズ「G9」の血をうけつぐ
直系の弟分「LUMIX G99」

 「G99」はプロ向けの静止画ハイエンドモデル「G9 PRO」の弟分で、ハイアマチュア層のためのスタンダードモデルだが、機能はG9に非常に近い.

本体サイズは幅130.4×高さ93.5×奥行77.4ミリで重量は本体とバッテリー、メモリーカードで536グラム

 撮像素子は2000万画素のローパスフィルターレスとG9同じで、ISO感度も200~25600と同じである.手ブレ補正はおなじみDual I.S.2を搭載しており、G9が5軸6.5段のところ、G99では5軸5段を実現している.

 AFはコントラスト検出の49点で速度は0.07秒、連写はAFSで毎秒9コマ、AFCで毎秒6コマである.

キットレンズは14-140ミリと10倍ズームながら、最大径67ミリで長さ75ミリで重量は265グラム.

 EVFは236万ドットのOLEDで前モデルのG8と変わらないが、背面モニターは124万ドットに向上.動画撮影では4K30Pだが、V-LogL8bitでの記録が可能となっている.

背面モニターは3対2の比率でタッチ式.左側に開いて回転するカタチである

 新たな撮影機能として「ライブビューコンポジット」を搭載しており、星の軌跡や列車の光跡をきれいに撮影することができる.

 ホワイトバランス、ISO、露出補正をすぐに切り換えて設定できる「3連ボタン」をG9と同じように配置しており、同等の操作性が実現できる.

フラッグシップモデルと同様に3連ボタンでISOには「凸」があり、ファインダーを覗いたままでも操作できるしくみだ.

 フロントマグネシウムボディで防塵防滴を実現しており、キットレンズの14-140mm(H-FSA14140)も防塵防滴にバージョンアップしている.

 G99はG9が欲しいけどちょっとガマンしていたみなさんにピタリのミラーレスカメラで、2000万画素の撮像素子と防塵防滴のボディ+キットレンズでどこへでも一緒に持ち歩きたい1台なのである.5月23日発売予定で、予想価格はボディのみが税込みで約13万5000円、レンズキットが約17万8000円、レンズのみが約10万3000円となっている.

大人気高級コンパクト「TX2」の弟
光学30倍ズーム搭載のコンパクトカメラ「TZ95」

「TZ95」は4月25日発売予定で、予想価格は税込み約6万円.

 こちらの「TZ95」は光学30倍ズームレンズを搭載した「TZ90」の後継機種で、1/2.3型の2030万画素MOSセンサーにライカのVARIO-ELMAR 24-720mm F3.3-6.4レンズを搭載しているのは前モデルと同じ.

 大きな進化点は、EVFが117万ドットから233万ドットへ、つまり上位モデルのTX2と同じファインダーになったということ.倍率も0.45から0.53倍へと向上している.

サイズは幅112×高さ68.8×奥行41.6ミリで、重量は328グラム.こちらのように白と黒の展開になっております.

 またブルートゥースの4.2を搭載したことで、WiFiのみより省エネにスマホと連携できるようになり、ジオタグデータも常時転送可能となっている.

背面液晶はもちろんタッチ操作可能で、180度上に回転してセルフィも楽ちんですね.

 4Kフォトでは軌跡合成やオートマーキングが可能となり、また、広角セルフィーや人物モードでの美肌・スリムが可能.高倍率カメラでは便利なズームバック機能も積んだ.

背面右側に集中したLUMIX伝統の操作系で迷いはありません.

 とにかく30倍の光学ズームを搭載しながら、このサイズで、EVFも強化され、最強のお散歩・旅行・取材カメラなのである.こちらは4月25日発売予定で、予想価格は税込み約6万円.

24ミリから720ミリ相当(!)の30倍ズームですが、レンズの伸縮は最長でここまでで、意外と上品ですね.

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります