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対応エンジンを拡大予定

VR内CAD編集ツール開発企業、90万ドルを調達

2019年03月25日 14時05分更新

 VR空間内でのCAD編集ツールを提供するスタートアップMindeskが、シードラウンドで90万ドル(およそ1億円)の資金調達を行なった。今回の資金調達により、本社をイタリアのバーリから米国サンフランシスコに移転、両国を拠点に開発を続けるとしている。

 MindeskはVR内でCADデータのビジュアル化や編集を可能とする「Rhinoceros」や「Grasshopper」といったCADソフトウェア向けのプラグインを手がけている。2017年にはHTCのVRスタートアップ支援プログラム「VIVE X」第2期に選定されており、今回もHTC、および複数のベンチャーキャピタルから出資を受ける。

 同社は2018年11月にはゲームエンジン「Unreal Engine」などで知られるEpic Gamesと提携発表している。Unreal Engineに同社のソフトウェアを統合、ゲーム以外の建築や製品設計などにおけるUnreal Engineの使用を支援するとのこと。さらにSolidWorks向けバージョンのリリースも予定しており、2019年2月にクローズドのベータ版をリリース、本格的対応の準備を進めている。

 

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