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スマホと連携、メールでやりとりができるシステムを自作

中高生たちがIT教室で顔認証を用いた「次世代インターホン」を制作

2019年03月22日 17時50分更新

イベント時の集合写真

 プロキッズは3月22日、イベント「聴覚障がい者向けIT教室・2019」を実施したと発表した。

 イベントはKDDIが主催、プロキッズが企画から教材開発、当日の講師まで支援したもので、東京都立中央ろう学校に通う中高生が、日頃から不便に感じることを自らの手で解決することを目的としたプログラミング教室。3月16日・17日に実施した。

「次世代インターホン」の概要

 「玄関のチャイムが聞き取れない」という課題に対し、 AIやIoTを活用した「次世代インターホン」を制作。プログラミング言語PythonやRaspberry Pi、カメラ、 3.5型ディスプレーを活用し、インターホンを押した時に真を撮影、顔認証で人物を判定して来訪者の名前をスマホへメールと写真で通知するシステムを制作。システムはメールに返信することでインターホンの画面にメッセージを表示でき、口頭での会話が難しい聴覚障がい者がやり取りすることも可能。

来訪者の画像データをメールに添付して通知

 イベントで使用した開発環境はイベント終了後も自分たちで継続して開発が続けられるようプレゼントされた。

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