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アマゾンジャパンは3月20日、電子書籍リーダー「新Kindle」を発表した。Amazon.co.jpで予約受付中で、出荷開始予定は4月10日から。価格は8980円。
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目に優しいフロントライトを搭載することで、明るさの調節が可能。夜の暗い室内や陽射しが眩しい屋外など、さまざまな場所で読書を楽しめるという。「E Ink技術」の最新版を採用しており、優れたコントラストも実現するとのこと。
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ほかのKindleシリーズと同じで、光の反射を抑えたディスプレーを採用。文字の読みやすさはもちろん、メールやプッシュ通知などで気が散ることがない読書体験を提供するとうたう。静電容量方式のタッチ・パネルを搭載したので、不慮のページ操作を防止可能。
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本を読み終えると、自動的にライブラリ内で「読了」マークがつく。マークはKindle、Fire タブレット、iOS、Androidで使用可能な無料のKindleアプリなどと同期できる。ライブラリの整理もでき、数回タップすればすでに読んだ本ととそうでない本をフィルターにかけられる。
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解像度167ppiの6型ディスプレーを搭載。デザインを刷新しながらも、薄さと軽さは維持したため、長時間の読書でも片手で持ちやすいとしている。1度の充電で数週間使えるとするバッテリーと、数1000冊の書籍を保存可能な大容量のストレージを搭載したので、外出先でも使いやすいという。カラーはブラックとホワイトの2色から選択可能。
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デバイス担当バイス・プレジデントのケビン・キース氏は「Kindleシリーズの特長の1つであるフロントライトを使って、昼夜問わずどのような環境においても読書が楽しめる点は、お客様から高い評価をいただいています。私たちは、この機能を最も手頃な価格帯のKindleモデルでも提供できるよう努めてきました。今回初めてそれを実現することができ、かつ1万円以下というお求めやすい価格でご提供できることを大変嬉しく思います」と述べている。
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