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細かな指先の感覚を再現

日産、車のデザインに触覚デバイスを採用

2019年03月19日 14時40分更新

 日産自動車はVR用の力触覚再現デバイスを手がけるHaptXと共同で、力触覚の再現まで含めたVRシミュレーションを開発・導入した。

 「HaptXグローブ」とVRヘッドマウントディスプレーを装着することで、ハンドルや各種スイッチの操作、あるいはルームミラーを傾けたりと、車内環境のシミュレーションを広範囲で体験することが可能という。

 HaptXグローブには130個のアクチュエータ(振動子)が内蔵され、小さなダイアルをつまんで回すといったような動作時の力触覚の再現も可能となっているとのこと。グローブのポジショントラッキングのために「VIVEトラッカー」が取り付けられているなど、現時点ではいくらか大ぶりのサイズとなっている。なお、HaptXグローブは他にも、遠隔地にあるロボットアームを力触覚を共有しながら操作するといった活用の試みも報告されている。

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