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敵が強いからこそ燃える! 「SEKIRO」はなぜ世界から期待されるのか?

ファミコン時代燃えた骨太な難易度が「SEKIRO」で蘇る

2019年03月21日 15時00分更新

従来作品から受け継がれた難易度だが、雰囲気やゲームシステムはガラッと変化

 その流れを汲むのが、「SEKIRO」となる。「SEKIRO」の主人公は忍者。仕えている主人が敵にさらわれ、主人を敵から取り戻すために孤独な戦いを挑んでいく。

舞台は日本。美しい風景が描かれる

 今まで、フロム・ソフトウェアからはどちらかというと西洋風世界の「ソウル系」作品が発売されてきた。一方で、「SEKIRO」の舞台は日本。雰囲気がガラリと変わり、またゲームシステムも今までとはまったく違う形で発展している。

戦国の荒廃した時代ながら、風景の美しさに見とれることもしばしば

 とはいえ、「SEKIRO」でもやはり敵は強い。いくつもの死を乗り越え、挑戦を繰り返すことでゲームを攻略していく手応えは、疑いなくフロム・ソフトウェア製「ソウル系」の血脈を感じさせる。

敵をぶった切るフィニッシュ技「忍殺」が爽快!

 「忍殺」は、敵に気づかれず背後を取ったとき、また後述する敵の「体幹」を崩したときなどに発動できる必殺アクション。発動すれば、首をかき切ったり背中から突き刺したり、ザシュッという鮮烈な斬撃とともに敵を亡き者にできる。決まればかなり爽快なフィニッシュ技で、いかに忍殺を狙って出せるようになるかが本作最大の肝となっている。

特定条件下で忍殺が発動する。忍殺を極めることがプレイする上では大事だ

敵に気づかれず背後をとれば、忍殺によって1撃で仕留められる。どういったルートで敵を確実に倒していくかも重要となる

本作には「死なず半兵衛」というチュートリアルキャラクターもいる。何回でも忍殺などの操作練習ができるため、まずは思いっきり手合わせしておくといいかもしれない

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