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吉野家でちょい飲み!

吉野家で一人飲みは使い勝手抜群 おつまみメニューがおいしすぎる

2019年03月08日 19時15分更新

だしの味が染みだす「だしまかず」は必食

おつまみの一番人気は「だしまかず」だそう。

 一番人気と書かれた「だしまかず」。その中でも、チーズでアレンジした「だしまかず とろ~りチーズ」を頼みました。280円。

チーズがのってます。

 だしまきならぬ、だしまかず。ネーミングが「おにぎらず」みたい。だし入りの玉子をまくのではなく、まるくオムレツのように仕上げた一品のよう。

おいしそう。

 たまごの上にトロッと溶けたチーズがのっています。箸でつかむと、とろ~! これはおいしそう!!

とろ~ん。

 たまごはアツアツでふわふわ食感。口の中でじゅわっとだしが染み出してきました。あ、ほっとする味。

 チーズは香りや風味にクセがないタイプだったので、玉子のだしの味を引き立てていました。七味をかけてもおいしかったですよ。

明太ポテマヨ。

 明太ポテマヨは180円。ポテトサラダに明太子をのせ、さらにマヨソースをかけた、ジャンクな一品。明太子がピリッと辛くて、たまらず日本酒か焼酎が欲しくなっちゃいました!

吉野家の日本酒は江戸時代から続く新潟の「柏露」

 明太子にそそのかされ「冷用酒」を頼みました。340円。

「吉野家」と書かれた日本酒。冷専用です。

 緑色の1合瓶には「吉野家」と書かれています。本醸造生貯蔵酒。醸造するのは新潟の「柏露(はくろ)酒造」のよう。

 ほんのりと吟醸香がただよって、クセがなくすっきりとして飲みやすかったです。牛丼屋さんの日本酒というと、ドスンと重い、いかにもという感じの日本酒らしいものを想像していましたが、拍子抜けするくらい軽やかでした。へえ~!

新潟の「柏露(はくろ)酒造」がつくっています。

 吉野家では「吉呑み」を始める以前からもずっと柏露酒造の日本酒を出しているようです。調べてみると白露酒造は、江戸後期の1751年に創業した250年以上続く酒蔵。白露の名前を継承したのは1882年(明治15年)だとか。

 吉野家で由緒ある新潟の酒蔵の日本酒を置いているとは。しかも価格は1合340円と非常にお手頃です。

 明太ポテマヨや肉豆腐をつまみに日本酒をいただき、ほろ酔いの夜が更けていました。

吉野家の牛丼以外の楽しみ方に気がつける

(お会計)
・「生ビール(ジョッキ)」380円
・「肉豆腐」280円
・「やみつき明太ポテマヨ」180円
・「だしまかず とろ~りチーズ」280円
・「冷用酒」340円
――
……合計1460円

 1000円の予算を目安にしていましたが、ずいぶんオーバーしてしまいました。ビール380円が大きかったかもしれません。ですが、肉豆腐やだしまかずなど、いずれのおつまみも、吉野家らしく、かつ納得できる内容で満足。牛丼屋さんだから牛丼以外はおざなり、なんてことはなく、おつまみ向けにちゃんとメニューを開発しているんだなと伝わってきましたよ。

吉野家らしさがあるおつまみに満足できました!

 次に来るときは、「炙り塩鯖」(430円)、「ゴロゴロやきとり」(280円)あたりも食べたいな。「〆のラーメン」(280円)も気になりました。通常のメニューも頼めるので、スタートしたばかりの「牛丼 小盛」( 360円)をシメで食べるのもいいかもしれません。

 「吉呑み」は、テレビもあるのでひとりでも気持ち良く飲めておひとり様にオススメ。始めに書いたように「吉呑み」をやっているのは一部店舗のみ。時間帯限定。対象店舗は公式サイトから検索できますよ。よしっ、飲みたいな、と思った人はぜひ。ヒパヒパ!



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ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
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