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オレたちがチョコミントだ、永遠のな!:

赤城×セブン「やりすぎチョコミントバー」ミント感10倍だぞ10倍

2019年03月06日 16時55分更新

ミント感が本気すぎる
とはいえ、アイスとしての完成度は高い

三角形のフォルムがまぶしい

 食べてみると、なにこれ、さわやかすぎ~……やりすぎだよ。ミントアイス部分のミントの香りが、はちゃめちゃに強い。商品名にいつわりなし。ミント強すぎ。ミントじゃん、これ。

 「チョコミントって歯磨き粉の味でしょ」と言う人に対しては「は? こいつチョコミントエアプか? 歯磨き粉にはチョコレート入ってないんだが」と思うことも多々あるが、これに関してはもう歯磨き粉の一歩手前だと思う。ミントがこんなに強くてどうしましょう。10倍とうたうだけのことはある。

 しかし食べ進めると、歯磨き粉の味ではなくて、チョコミント味のアイスになっているのがわかる。ミントアイス部分のミルキー感できちんとバランスを取りつつ、ちょこちょこと顔を出すチョコの甘み(はからずも最低なダジャレになっているのは見逃してほしい)も、ミントの香りを邪魔せず、それでいてアクセントになっている。うーん、さすが赤城乳業。チョコミント味に関してはもはやベテランの風格。

断面はこうなっております

 「さわやかすぎ~」という名前や、強烈なミント感などにおどろかされるものの、アイス部分の甘みと混ぜ込んだパリパリのチョコチップの量に緻密な計算を感じられる。アイスとしての完成度は高く、単なるネタ商品ではない。ただ、くどいかもしれないが、ミントの破壊力は相当なものだ。

 今回はアスキーグルメ担当のナベコさんと、チョコミント味が好きな盛田さんにも食べてもらった。

グルメ担当のナベコさん。とにかくスッとするものが好き

ナベコさん「スーッとした強烈な清涼感が食べたあともずっと続きます。鼻からもミントのクールな香りがあふれてきて、刺激的。スー、スー、スー! ジャンクだけど、私が求めていたチョコミントはコレ。思い起こすと子供のころ最初に食べたチョコミントアイス(たぶん『明治 エッセル スーパーカップ』)の印象はこんな感じでした。子供の舌で初めて出会ったチョコミントはものすごいインパクトだったから。今では舌が慣れてしまったため、よりパンチがある清涼感を求めているところ、願望にこたえてくれました」

いろいろな担当の盛田さん。甘さと清涼感のバランスを重視

盛田さん「強いミント味とミルキーな甘味のバランスがよくておいしいです。ミント味はたしかにやりすぎな強さです。ロッテのガム『BLACK BLACK』レベル。ただ強烈なミント味をアイスの甘さがふんわり包んでくれるのでおいしく食べられます。チョコミント好きとしてはクセになりそうな味。赤城乳業とセブン-イレブンやるなという感じです」

結論:ミント感10倍の強さが他の追随を許さない

 「さわやかすぎ~」「やりすぎ」というトボけた名前とは裏腹に、「ガキが……舐めてると潰すぞ」と食べる側をねじふせるパワー系アイス。ミントの力で口の中だけでなく、食道から胃にかけてのあたりもスースーするような気さえしてくる。チョコミント味の直球勝負。食べていると、チョコミン党と名乗るのは気が引ける……という自分のこだわりもどうでもよくなってくる。

自分はチョコミン党員だった……?

 チョコミント……チョコミント……そうだ、自分はチョコミン党員だ。党員はチョコミント村で暮らしている。もし脱走を試みようとすると、スーッとした清涼感とともに青白くて巨大な球体チョコミントアイスがあらわれ、脱走者の行く手をはばむのだ。

 「ここはどこだ?」チョコミント村だ。「なにが欲しい?」チョコミントだ。「どっちの味方なんだ?」いずれわかる。さあ早くチョコミントを食べるんだ。食べるんだ。食べるんだ。「食べるもんか」どんな手段を講じてでも食べさせる。「名前を言え」新しいチョコミン党員No.2だ。「No.1は誰だ?」お前はチョコミン党員No.6だ。「番号なんかで呼ぶな! 私は自由な人間だ!」ハハハハハ……

 ともかく、ミント感10倍の強さで他の追随を許さないアイスなのは間違いない。チョコミント味の愛好家はもちろん、「ミントの香りが好きで好きでたまらない」という人も要チェックといえる。これだけチョコミント味が世の中にあふれている昨今、やりすぎぐらいがちょうどいいのかもしれない。


モーダル小嶋

1986年生まれ。担当分野は「なるべく広く」のオールドルーキー。編集部では若手ともベテランともいえない微妙な位置。

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