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対話にうなずいたり、体や腕を動かしたりして案内

下北沢駅の窓口に乗換案内をするAIロボが導入

2019年03月05日 18時55分更新

 京王電鉄は3月5日、井の頭線下北沢駅の中央改札口新設にあわせて、同社では初という音声対話型AIエンジンを搭載する窓口案内ロボ(AIロボ)の運用を発表。同時に、運賃表一体型デジタルサイネージ、駅総合案内デジタルサイネージも導入する。運用開始はすべて3月16日から。

 AIロボは、乗客の乗換案内や構内・周辺案内、運行情報などの問い合わせに、音声とディスプレー表示で回答。親しみをもてるように対話にうなずいたり、体や腕を動かしたりして案内してくれる。多くの乗客が行き交う雑踏環境下でも正確に音声を集音し、言葉を認識。3月16日の10時からはAIロボの入社式を開催する。

 運賃表一体型デジタルサイネージは券売機上に設置し、デジタル表示で運賃表部分の明度差が鮮明になるという。井の頭線下北沢駅周辺の列車走行位置情報をリアルタイムで表示。異常時には多言語に対応した情報提供もできる。

運賃表一体型デジタルサイネージの表示イメージ(一部)

 駅総合案内デジタルサイネージは、訪日外国人向けに多言語(日・英・中・韓)で乗換案内や構内・周辺案内を表示する。

駅総合案内デジタルサイネージイメージ

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