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まずは「ヒックとドラゴンVR」上映を企画、グッズ購入につなげる試み

米ウォルマート参加企業がVR制作スタートアップを開設

2019年03月01日 14時15分更新

 アメリカの小売大手・ウォルマートは2月14日、傘下のインキュベーター企業Store Nº8がVR関連業務を行なうスタートアップSpatial&を設立すると発表。Spatial&は顧客に対し商品紹介するVRコンテンツ開発を担う。同社は設立と同時に、映画制作スタジオとして知られるDreamWorks Animationとの提携も発表した。

 この提携により、アメリカ国内のウォルマートの計16店舗でDreamWorks Animationの新VRコンテンツ「How to Train Your Dragon: The Hidden World Virtual Tour」が上映される。このVRコンテンツは2010年に第1作が公開された映画「ヒックとドラゴン」シリーズの第3作から派生したもので、HP製のバックパック型PCで動作するモーションチェア「Voyage」に座り、VRヘッドセットを装着して作品を体験する。

 上映場所は、指定店舗の駐車場。併設されたギフトショップへ体験者を誘導し、そこでフィギュアやシリーズのDVDなど、各種グッズの購入に繋げることを狙うとしている。

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