出展企業をキュレーションし、カンファレンスを編集する!
ASCII STARTUPが仕掛けるガチなイノベーションイベント「JAPAN INNOVATION DAY 2019」
2019年3月22日(金)、ASCII STARTUPはオールジャンルのテック系展示カンファレンス「JAPAN INNOVATION DAY 2019」を開催する。オープンイノベーションをうたうイベントは多いなか、このタイミングでオールジャンルに挑戦する意図は何か。主催者でもあるASCII STARTUPの担当者2人に聞いてみた。
IoTやハードウェアという垣根を取り払い
イノベーションという切り口でジャンルを大幅拡大
ASCII STARTUPは、「IoT&H/W BIZ DAY」というイベントを年に2回開催している。すでに6回を数え、筆者も何度か取材し記事を執筆している。このイベントは、IoTやハードウェアに関連するビジネスの関係者が一堂に会する、ビジネスマッチングやネットワーキングの場として活用されている。実際、この夏には第7回となる「IoT&H/W BIZ DAY 7」も予定されているという。
そんな中、2019年3月にASCII STARTUPとしては初となるオールジャンルのテック系イベントが開催される。日本のイノベーションに関連する先端的かつ先進的なプロダクト、技術、ビジネスモデル、ビジョンを持っている会社が集まる場だという。盛り上がっている「IoT&H/W BIZ DAY」とは別に、「JAPAN INNOVATION DAY」を開催する意図はどこにあるのだろうか?
「IoT&H/W BIZ DAYではIoTやハードウェアがメインですが、ASCII STARTUPでは一例としてSaaS製品であったり、多様な先端企業のサービスやビジネスも紹介しています。そういった企業のみなさんから、ハードウェア関連以外も扱ってほしいという声がたくさん寄せられました。そこで、IoT&H/W BIZ DAYとは別の形で、ジャンルを一気に拡大するという方針を立てました」(北島)
「今や、サービスや製品を作るにあたって、ハードだけとかソフトだけ、というのは少ないんです。スポーツコンテンツ×IoTだったり、ソフトウェアベンダーがハードウェアを開発したりするケースもあります。ジャンルを絞らず共創する環境を拡大していきたいというのが目的の1つです。イノベーションという切り口で、JAPAN INNOVATION DAYではあらゆる人たちに来ていただきたいと考えています」(鈴木)
イメージ的には、「JAPAN INNOVATION DAY」は「IoT&H/W BIZ DAY」の拡大したような感じのようだ。IoTやハードウェアという枠を取り払って、イノベーションという広い傘のもとにさまざまな人が集まることを狙っているようだ。
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