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金沢工業大学の学生、日本初のVRチェアスキー・シミュレータを開発成功

2019年02月22日 13時50分更新

 金沢工業大学は、日本初となるVRチェアスキー・シミュレータを発表した。同大学に所属する学生が卒業研究で制作したもの。学生たちは「チェアスキーを健常者、障がい者問わず、気軽に楽しんでもらい、チェアスキーの認知度の向上と普及を目指す。将来的には選手向けに練習機器開発も視野に入れている」と述べている。

 本シミュレータは、スクリーンに映像を投影するタイプではなく、VRヘッドセットに映像を映し出すタイプ。体験者は体を傾けることで、左右に曲がることができる。体験者が座る台座は映像と連動して動き、臨場感が味わえるという。

 金沢工業大学は2017年から、ロボティクス学科、機械工学科、応用化学科の学生を中心にチェアスキーの設計と製作を実施。障がい者スポーツのひとつとしてチェアスキーの普及を目指している。

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