ガラスメーカーのAGC(旧 旭硝子)は1月31日、AR/MRデバイス向け「高屈折率ガラス基板」を開発。2月より発売する。AGCはガラス基板を「AR/MRデバイス市場に加え、車載向けヘッドアップディスプレー向けなど幅広い市場への展開を目指す」としている。
AR/MRデバイス向けのガラス基板には、「視野角を拡大することができるよう高屈折率であることや、画像を鮮明にみせるために高透過あることが要求されているほか、高平坦性や表面の平滑性など、画像を精度高く伝搬させるための高度なガラス加工技術」などが求められる。
今回、AGCが開発したガラス基板は、上記の特性を全て兼ね備えた製品とのこと。Mogura VR NewsがAGCに問い合わせたところ、「視野角は通常のガラスが30度から40度のところ、顧客の要望に合わせて50度以上まで対応可能」とコメントがあり、現時点で国内外から数社問い合わせが来ているという。
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