週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

超狭額縁による没入感でゴリゴリ使える1台

ゲームも写真編集も、13万円台でGeForce搭載高コスパ15.6型ノートPC

2019年02月15日 07時00分更新

GeForce MX150で軽めの3Dオンラインゲームなら快適プレー

 せっかくGPUを搭載しているので、ゲームもプレーしたくなるもの。というわけで、ゲーミングの能力を見るため、まずは「ドラゴンクエストX ベンチマークソフト」でチェック。グラフィックス設定を「最高品質」、解像度を「1920×1080」、表示方法を「フルスクリーン」でチェックしたところ、スコアは11503で評価が「すごく快適」となった。

ドラゴンクエストX ベンチマークソフトでは「すごく快適」に

 そしてもうちょっと負荷が高い「ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマーク」を使ってチェック。設定は、解像度「1920×1080」でフルスクリーンモード、高品質(ノートPC)。この設定でも、スコア5295で「とても快適」だった。

ファイナルファンタジーXIV: 紅蓮のリベレーター ベンチマークの結果

 ゲーミング部分のラストとして、3DMarkで「Fire Strike」の項目をチェックしてみる。結果、スコアは3240となった。

3DMarkの「Fire Strike」のスコア

 これらの結果から見て、3Dゲームをガッツリ楽しむ場合は設定をいじる必要があるかもしれないが、MMORPGなどのオンラインゲームであれば大画面のディスプレーに接続しても最高画質で十分に楽しめるだろう。

約230分駆動するので外出先での作業に最適

 最後は、バッテリーの保ち時間をチェックしてみた。カタログには「JEITA測定法2.0による計測で約8.3時間」とあるが、bbenchによるヘビーな動作はどこまで耐えられるのかが気になるところ。バッテリー動作時の「より良いバッテリー」という動作時間とパフォーマンスのバランスが良いモードで、輝度を50%に設定。ソフト側においては、キー入力と20秒ごとのウェブ巡回をするようにした状態となっている。結果は、約230分ほどでバッテリー残量が5%になり自動的にシャットダウンした。重量が約1.8kgというモバイル用途をそれほど意図していないモデルで、ここまで動いてくれるのは素晴らしい。

本体側はこのようにバッテリー駆動を意識した設定にした

 ここまでの3回(前回)(前々回)にわたるチェックで、狭額縁による没入感やスペックの高さがポイントの1台だというのがわかった。普通に各種ソフトやネットを快適に楽しめるのは当然として、3Dゲームを遊ぶことも視野に入れられるノートPCが10万強のお手頃価格で手に入るというコストパフォーマンスのよさも魅力といえる。m-Book R500SN-M2SH2は初めてPCを買う人にも、しっかりとした性能のノートパソコンがほしい人にも安心してオススメできる1台だ。

試用機の主なスペック
機種名 m-Book R500SN-M2SH2
CPU Core i7-8565U(クアッドコア、定格1.80GHz、最大4.60GHz、8MBスマートキャッシュ、HT対応)
グラフィックス GeForce MX150/インテル UHDグラフィックス 620
メモリー 8GB
ストレージ 256B SSD(M.2接続)+ 1TB HDD
ディスプレー 15.6型 (1920x1080/LEDバックライト)
内蔵ドライブ
通信規格 有線LAN(1000BASE-T)、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n/ac)、Bluetooth 5
インターフェース USB 2.0、USB 3.0×2、USB 3.1(Type-C)×1、HDMI端子、マイク/ヘッドフォンコンボジャック、マルチカードリーダー
サイズ/重量 およそ幅359.6×奥行243.9×高さ22.6mm/約1.8kg
OS Windows 10 Home(64bit)
この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう