ジャストシステムは2月14日、同社が運営するマーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp(マーケティング・リサーチ・キャンプ)」にて、全国の17歳~69歳の男女1100名を対象とした調査レポート「人工知能(AI)&ロボット月次定点調査 2018年総集編【トレンド版】」を発表した。2018年1月から12月までの調査データをまとめて分析し直した内容となっている。
本調査レポートによると、「AI家電」を所有している人は約4.5%だが、AIによる暮らしの利便性向上に期待する人は約6割を超えた。約4割もの人がAI家電の購入に前向きで、AI活用による「医療費の負担軽減」や「診断精度・スピードの向上」に期待する人もいる。さらに個人の暮らしに対する影響のほか、AIにより「企業の労働生産性が上がる」と考えている人は約7割という結果になった。
全体的に、AIに対する人々の印象は好意的ではあるが、一方で約5割の人は「AIサービス利用時の個人情報提供に抵抗感」を、そして半数以上もの人は「施設案内・警備ロボットに不安感」を持っていることが判明した。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります