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アキバにおしゃれな帽子専門店がある理由

帽子が似合わない人はほとんどいない
大事なのはサイズが合っていること

――KNOWLEDGEには、どのようなお客さんが多いですか?

又野さん:秋葉原という場所柄か、男性が多いです。年齢層は30~40代ですね。帽子を探している方だけじゃなくて、アキバ散策に来たお客さんがふらっと立ち寄ってくれることも多いです。

布の帽子だけでなく、コルクの帽子や水をはじく素材の帽子、折り畳める帽子なども売っていた。帽子好きにはたまりません

――帽子を選ぶコツはありますか?

又野さん:具体的に欲しい帽子が決まっていなくても、好みを言ってくだされば相談にのりますので、お気軽に話しかけてください。僕は個人的に、帽子が似合わない人間はいないと思ってるんです。たまに「自分は帽子が似合わない」と言っている方がいますけど、そういう方にこそ来てほしいですね。

――「帽子が似合わない」と言っている人、けっこういますね。

又野さん:はい。ですが、僕は今まで何万人も接客してきましたが、「この方は似合わないかもな」と思ったことはほとんどありません。大部分の方は、帽子が似合わないんじゃなくて、サイズが合っていないだけなんです。

――サイズが合っていないと、似合わない?

又野さん:ジャケットやシャツと同じで、身体に合っていなければ似合うわけがありません。頭が大きい方は大きい帽子、小さい方は小さい帽子をかぶればいいんです。サイズが合っているのに「似合わない」と感じるのは、メガネと同じで見慣れていないだけです。頻繁にかぶるようになれば、自分も周囲の人も慣れてきて、「似合う」ようになります。

――なるほど、わかりやすい例です。

又野さん:KNOWLEDGEのコンセプトは「生活を豊かに」なんです。帽子をかぶって出かけて、なんとなく見た目がきれいになれば小洒落て見えます。かんたんにできるオシャレです。生活が楽しくなりますよ。

アキバの路面店のため、散策ついでにふらっと立ち寄りやすい。取材時も何名かお客さんが入ってきました

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