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プログラムをアップグレードして中高・大学での教育にも活用可能に

ソフトバンク、Pepperを活用したプログラミング教育支援を拡充

2019年02月08日 17時35分更新

Robo Blocksアップグレード

 ソフトバンクグループとソフトバンクロボティクスは2月8日、ロボットを活用した教育支援を行なう「Pepper社会貢献プログラム」期間終了後の継続プログラム提供について発表した。3月以降順次開始する。

 Pepper社会貢献プログラムは2017年4月より開始され、およそ600校で授業が実施されてきた。今後、Pepper社会貢献プログラムの「スクールチャレンジ」に参加している小中学校を対象として1校につきPepperを1台、2020年4月1日から2022年3月末まで無償で貸し出す。有償で貸し出している「社会貢献プログラム2」においても、当初の貸出期間終了後もこれまでと同額で最長3年間継続して貸し出すことにする。

JavaScriptも利用可能に

 また、授業支援ツールも拡充する。プログラミングツール「Robo Blocks」をアップグレードし、センサーからの取得できる情報の追加やJavaScript対応、ブロック定義などの機能を追加する。これにより、小中学校だけでなく高等学校や大学において専門的な内容の学習でもPepperを活用したプログラミング授業が実施できるようになるとしている(2019年3月末に提供予定)。

Robo Blocksスクールテンプレート

 さらに、Pepperをプログラミング教育以外でも活用してもらうための施策として「Robo Blocksスクールテンプレート」を提供(2019年3月末頃の予定)。教員や子どもたちとのPepperを介した授業中のやりとりをテンプレート化したもので、複数のテンプレートの組み合わせによってPepperを使った授業プログラムが簡単に作成できるという。Robo Blocksアップデートに伴い、児童生徒用ワークシートを含む小中学校向け教師用指導書もさらにわかりやすい内容に改訂する。

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