MM総研は2月7日、「2018年暦年(2018年1月~2018年12月)の国内携帯電話端末の出荷台数調査結果」を発表した。
2018年の総出荷台数は前年と比べて6.3%減の3499.9万台と減少している。スマホ出荷台数は2.6%減(過去最高となる2017年に次ぐ2番目の台数)、フィーチャーフォンは28.5%減となり過去最低を更新。メーカー別ではAppleが出荷台数は1%減となるものの台数自体は7年連続トップとなっている。
スマホ出荷台数の内訳をみるとSIMフリー端末が伸び悩んでおり、当初はMNO端末を上回るほどの成長を見せたものの予想ほどには普及せず、ユーザーはキャリア内または子会社を含めたブランドにとどまっているとしている。
MM総研では、今後の通信料金と端末料金を本格的に分離する料金プランが普及すれば、買い替えサイクルはさらに長期化して端末市場は縮小するのではないかと予想している。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります