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中学生の63%はスマホルールを破った経験あり、NTTドコモの調査

2019年02月05日 16時15分更新

 NTTドコモは2月5日、日本全国の13歳から15歳までの中学生180名を対象に実施した「子どものスマートフォン事情」の調査結果を発表。調査方法はインターネット調査。

親とのスマホルールを「破った経験アリ」は63%

 「スマホデビューをするときに、親とスマホ使用に関するルールを決めましたか?」と聞くと、49%は「決めた」と回答。しかし、そのうち63%が「親と決めたスマホルールを破った経験がある」と回答した。

 「初めてスマホルールを破ったタイミング」を聞くと、スマホデビューをしてから「半年未満」のうちにルールを破った中学生が79%にのぼるとわかった。

 具体的にどのようなルールを破ったかを聞くと、「ゲームは1日1時間までと言われていたが、トイレに持ち込んでそれ以上やってしまった」(14歳・女子)や「友達とメッセージのやり取りが続いていたので、夜10時までというルールを破った」(15歳・男子)、「決められたアプリ以外は使わないルールだったが、友達から誘われて、みんなが使っていたアプリをダウンロードした」(15歳・女子)などの回答があった。

親に隠れて「こっそり課金」は19%

 「親に内緒でこっそり課金をしたことはありますか?」と聞くと、19%が「ある」と回答。具体的な方法としては「プリペイドカードを購入して課金した」が68%、「(課金は親に禁止されているが)自分のおこづかいを使って課金した」は26%、「キャリア決済(スマホ決済)で課金をした」は24%だった。

 「スマホで課金したことは、親にバレましたか?」と聞くと、「一度もバレていない」は68%。親が把握できないケースが多いとわかった。

 具体的にどのようなことに課金をしたかを聞くと、「ゲームで使うアイテムを購入した」(13歳・男子)や「どうしても欲しかった有料アプリを買った」(13歳・女子)、「アイドルの有料会員サイトを見るために課金した」(15歳・女子)などの回答が見られた。

有害サイトの閲覧経験ありは30%

 スマホに関連して「親に伝えていない、または隠れてやっていること」を聞くと、「親に内緒で中高生に有害なサイト(成人向け・暴力的・出会い系)を閲覧したことがある」は30%、「親に内緒でマンガ・音楽などの違法アップロードサイトを閲覧したことがある」は19%、「親に内緒でフリマアプリを使ってお金を稼いだことがある」は14%だった。

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