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再び100億還元のPayPay 今回は日常的な利用で得する仕組みに

2019年02月05日 09時30分更新

日常的に使ってもらえるよう、今回は少額決済がメインに
QRコード以外や非接触決裁もユーザーの声次第で検討する

 そうした中、新たに提供する100億円キャンペーンは、「日常での利用を促進したい」(中山社長)という観点で設計された。より多くのユーザーに毎日使ってもらうことを狙い、最大の還元率が20%なのは変わらないものの、還元額上限を1回につき1000円に抑えた。つまり、1回の買い物が5000円までなら、1000円が還元される。また、期間中の還元額は累計でも5万円までだ。

 決済手段によって還元率も変わり、PayPay残高(銀行口座からのチャージを含む)やYahoo!マネーで支払った場合は還元率20%、Yahoo! JAPANカードでは19%、Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードでは10%となっている。

第2弾のキャンペーンは、条件を変更した

 抽選で全額が還元される「やたら当たるくじ」も実施されるが、こちらの上限も1000円だ。この場合は、1回1000円の買い物で200円還元のところ、当選すれば全額の1000円が還元されるというのが最大となる(前回は最大で10万円)。5000円の買い物の場合は、20%還元でも全額還元でも1000円となる。

 1回あたりの還元額の上限が下がった代わりに、前回は当選確率が40回に1回だったところ、今回は10回に1回となり、さらにYahoo!プレミアム会員は5回に1回の当選確率となって、当たりやすくなった。こちらの累計での還元上限額は2万円まで。Yahoo! JAPANカード以外のクレジットカードを使った場合は対象外だ。

こちらが今回の条件

いずれも1回での買い物あたりの上限は1000円まで

決済手段によって還元率が異なる

日々の決済で使ってもらえるように加盟店の拡大には当然力を入れる

 こうした変更は、少額の決済を繰り返し使ってもらうことで、QRコード決済の利便性を体験してもらいからだと中山社長。第1回目のキャンペーンで高額での利用を、2回目では少額での利用を促すキャンペーンによって「日常でQRコード決済を使ってみるというシーンを作っていきたい」と、決済習慣としてのPayPay利用を促進したい考えだ。

ローカルチェーンへの拡大も進める

初めてチャージをするユーザーによる5000円以上チャージで、1000円分を増量するキャンペーンも実施する

 また、QRコード以外の決済手段となる物理カードや非接触決済の対応に関しては、「ユーザーの声を聞いて、必要と思えば戦略的に取り組みを検討していきたい」という意向を示している。

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