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12月にオープンした「千酉足」に行ってきました

新宿にカップ日本酒の楽園! 200種がズラリ

2019年02月04日 21時00分更新

  赤いポテサラにびっくり

 カップの日本酒を豊富にそろえたというコンセプトもおもしろいですが、料理もありきたりではありませんでした。

「紫ポテトサラダ」(500円)

 こちらは居酒屋定番の「紫ポテトサラダ」。なんと、赤い色です。紫いもを使用し、ディーツを加えているそう。見た目は、赤いのですが、食べてみるとマヨネーズのまろやかなコクが楽しめる一般的なポテトサラダの味。醤油をちょっとたらしてもお酒が進みます。見た目に意表がつかれました。

「白煮込みセット」(950円)。お任せの煮込み(「ガツ」「ハツ」「タン」「シマチョウ」「コブクロ」)と煮込み豆腐がセットでした。

 名物はもつの白煮込み。この日は「ガツ」「ハツ」「タン」「シマチョウ」「コブクロ」。煮込み豆腐付きのセットで950円でした。いずれもじっくり煮込まれているようで、柔らか、ふかふか食感。くさみは一切ありませんでした。

「魚胆刺し」(800円)

 「イチボのなめろう」。牛のお尻の先っちょ部分のお肉。牛肉の中でも希少部位と言われていますが、なめろうに仕立てています。なめろうというと、アジのなめろうが多いですが、牛の赤身ならではの良質な脂のおいしさを楽しめました。

「イチボのなめろう」(500円)

 「魚の胆刺し」。えいのレバーの刺身だそうで。先ほどのなめろうが牛で、一方、こちらは見た目がまるで牛レバーのようなのに魚。とろっとした食感。魚の独特なクセにごま油が絶妙に絡みます。日本酒が進んでしまいますよ。

丁寧な料理に満足できる新感覚「大衆居酒屋」 ジビエも気になる!

 メニューを見ると他にも「ダチョウのレバー」「まんぼうホルモン炒め」「豚脳みそフリット」などジビエや珍しい素材の料理がありました。豚脳みそフリットってどんな味なのだろう……。次に来たら食べてみたい。

「ダチョウのレバー」「まんぼうホルモン炒め」などもあります。気になる!

 店主は「料理にできあいのものは一切使用しません。必ずお店で仕込みます」というこだわりを語ってくれました。

 気持ちのこもった料理を堪能できるため、カップの日本酒を1本、おつまみ1、2品程度でサクっと飲んでも満足度が高いかも。

 なお、カップの日本酒以外にもビール、ホッピーなども頼めます。生ビールは「カールスバーグ」「プレミアムモルツ」の2種ありましたよ!

<店舗情報>
「千酉足」
・住所:東京都新宿区新宿3-20-6 FSビル8F
・営業時間:17時-23時45分
・定休日:不定休
・チャージ料:300円
・公式サイト:千酉足【公式】

ナベコ

寅年生まれ、肉食女子。特技は酒癖が悪いことで、のび太君同様どこでも寝られる。
ビール、日本酒、ワイン、ウイスキー、レモンサワー、ホッピー、アルコール全般が大好き。お酒に合う塩分高めの食事も。
「アスキーグルメ」でおいしい飲食情報を発信中!

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※本記事の価格表記は「税抜」です。

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