昨年、Intelがニューヨークで開催した秋のデスクトップ向けCPUのイベントにてアナウンスした、28コア/56スレッドで倍率ロックフリーなワークステーション向けCPU「Xeon W-3175X」。その詳細なスペックが公開された。これにより、定格クロックが3.1GHz、米国での1000個ロットあたりの価格が2999ドルなど、これまで不明だったスペックが判明した。なお、この公開をもって同CPUの販売も解禁される。日本国内の販売価格は約50万円ほどになる見込み。
Xeon W-3175XはXeonブランドでは珍しい動作クロックの倍率を自由に設定でき、柔軟なオーバークロックが可能なCPUだ。TDPは255WとXeonスケーラブル・プロセッサーの最上位であるXeon Platinum 8180よりも高く、1ソケット環境において最強の性能が期待できる。
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