3Dモデル制作のプラットフォーム「ThreeKit」を運営する米・スタートアップThreeKit社は、1000万ドル(約11億円)を資金調達した。今回の出資は、クラウド見積もりサービスを提供する企業BigMachinesの創業者で、起業家のGodard Abel氏が実施した。ThreeKit社のCTOであるBen Houston氏によると、今回調達した資金は人材獲得や製品開発、ビジネス部門などに投入されるとのこと。
ThreeKitは2019年1月現在、利用頻度別に「ThreeKit STARTER」「ThreeKit PRO」「ThreeKit ENTERPRISE」「ThreeKIT ULTIMATE」の4種類のサービスが提供されており、主に法人向けの利用が想定されている。2019年1月現在、それぞれのサービスの契約に必要な料金は公開されていない。ThreeKitの利用者は、3D化したい商品の画像データをプラットフォームにアップロードし、アップロードされたデータを使用して希望の形態(販売見本モデル用、VR/ARアプリ用など)の3Dモデルが制作でき、写実的な2Dモデルの制作も可能。ThreeKitはレンダリングに「WebGL」を使用する。
週刊アスキーの最新情報を購読しよう
本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります