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電話機でキー入力!? ポケベル的な文字入力もできる謎の変換基板

2019年01月11日 09時59分更新

 なんと電話機を使ったキーボード入力が可能になるという、電子工作キットの「電話機USBキーボード化計画」が家電のケンちゃんにて6480円で販売中。

いったい誰が考えたのか、電話機を使ってキー入力をやろうという工作キットがアキバ店頭に入荷した

 電話機を使ってキー入力をやってのけるという、まさかのアイテム。受話器を上げた状態でダイヤルすると、入力したボタンに応じてPC側でキーが入力されるという代物だ。実用性のほどはともかく、想像するだけで何やらわくわくしてしまう。

 プッシュ式電話機のトーン信号のほか、いわゆる黒電話によるパルス信号にも対応。電話機をモジュラージャックに接続、PC側とUSBケーブルで接続すれば、「USB HIDキーボード」として認識する。

電話機を接続するモジュラージャックと、PCに繋ぐUSB端子を搭載。なお、アクリルのケースはキットに含まれていない

 入力モードは、ダイヤルした数字をそのまま入力する「テンキー」モードと、2桁の数字で文字入力を行う「ポケベル」モードを搭載。それぞれのモードは基板上に実装するDIPスイッチで切り替える仕様だ。ポケベルモードの場合、入力モードはNTT従来方式とネクストサービス方式に対応、IMEをONにすることでローマ字入力もできる。

 なお、製品はハンダ付け作業で完成する電子工作キットで、難易度は「それほど作業に苦労するキットではない」(ショップ)とのこと。ただし技適を取得していない同人ハードウェアのため、公衆電話回線に接続できない点は注意が必要だ。

基板上に実装するDIPスイッチでモードを切り替える仕様で、ポケベル的な文字入力も可能だ

 同店によれば「想像以上の人気になっており、在庫は残りわずか」とのこと、興味がある人は早めに店頭をチェックしておこう。

【取材協力】

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