企業向けのVRヘッドセットを開発するチェコのスタートアップ「VRgineers」は、2018年6月に発表したVRヘッドセット「XTAL」の新バージョンを発表した。新バージョンのXTALは、2枚の非フレネルレンズを採用し、より広い視野角(FOV)を実現するとのこと。
VRgineersが開発しているXTALは、プロフェッショナルと企業向けのハイエンドVRヘッドセット。特徴として、5K解像度(片目で2560×1440ドット)を備え、Leap Motionを使うことでハンドコントローラーを必要としない赤外線によるハンドトラッキングを実現している。価格は5800ドル(約64万円)。
新バージョンのXTALは、新レンズの採用により以前のバージョンから10度拡張された180度のFOVを実現。Oculus RiftやPlayStation VRの110度というFOVと比較すると70度広くなる。新バージョンのXTALはFOV拡張のほかにも、ディスプレーに映る映像のねじれ解消や、アイボックスサイズの20%の拡張などを実現しているとのこと。
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