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マイナス成長の2018年のスマートフォン世界市場 ファーウェイとシャオミが拡大

2018年12月27日 10時00分更新

2019年はどうなる? 5Gは市場をリードするか

 2018年はスマートフォンにとって暗い年となった。2019年はどうなるのか。

 米国など、5Gへの鼻息が荒い地域もあり、5Gスマートフォンは1つの明るい材料だろう。サムスンはVerizonと提携し、2019年前半に”5Gスマートフォン”を投入するとしている。クアルコムの5Gモデム「Snapdragon X50 NR」を採用するとのこと。フォームファクタでは折りたたみ型も注目される。

 1年半もマイナス成長が続いたことから、そろそろ買い替え需要が出てくるという見方もあるが、米中の貿易戦争の動向も大きな影響を与えそうだ。それを考慮から外したとしても、iPhone誕生から11年、コモディティー化した製品カテゴリーの常ではあるが、この低迷傾向が2019年も続くのか。まずは年明けのCES、2月末のMWCで傾向が見えてくるかもしれない。


筆者紹介──末岡洋子


フリーランスライター。アットマーク・アイティの記者を経てフリーに。欧州のICT事情に明るく、モバイルのほかオープンソースやデジタル規制動向などもウォッチしている

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