週刊アスキー

  • Facebookアイコン
  • Twitterアイコン
  • RSSフィード

DxOMarkがPixel 3/iPhone XRの評価を発表 ファーウェイに勝てず

2018年12月26日 09時00分更新

 カメラの性能調査で知られる企業「DxOMark」は、Pixel 3とiPhone XRの評価結果を発表している。ともに点数は101点で、現在トップで109点のHUAWEI P20 Proを始め、105点のiPhone XS Max、103点のGalaxy Note9、102点のHUAWEI P20など、マルチカメラのハイエンド機には届かない結果となっている。

DxOMarkによるPixel 3のカメラ評価は「シングルカメラ機としては最高峰」という評価。端末価格的にはハイエンド級だけに、この評価はどう判断する?

 まずはPixel 3。1/2.55型(ピクセルサイズは1.4μm)の12.2メガセンサーをシングルで搭載。ソフトウェアによるデジタル高画質ズームやボケ味を売りにしている。

 同機について、シングルカメラ端末としては、(後述するiPhone XRと並んで)ベストなカメラであり、AFは高速で、フラッシュもオールラウンドで高い性能を示しているとする。

 露出やコントラストについては、明部ではiPhone XSと比べても高い性能を示しているが、逆に暗部では若干精細さを失うとする。色味でも、外での写真で青み、暗い室内でピンク系の色被りを指摘されている。ズームやボケ味については、Pixel 2からの進化は大きく、シングル機の中では図抜けているというもの。結論も同様で、マルチカメラのフラグシップにはまだかなわないが、それに続く位置という判断だ。

 一方のiPhone XRもよく似た評価となっており、シングルカメラではトップレベルとする。ただ、ソフトウェアによる人物撮影時のポートレートモードでの背景ボケでは、明るさが足らない場面で難有りとするほか、背景のボケ味もPhotoshopライクとやや厳しい評価だった。

 詳しい内容については、DxOMarkの該当記事で確認してほしい(https://www.dxomark.com/google-pixel3-camera-review/https://www.dxomark.com/apple-iphone-xr-camera-review/)。


■関連サイト

この記事をシェアしよう

週刊アスキーの最新情報を購読しよう

本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ている場合があります