Facebookが、新たなVRヘッドマウントディスプレーの特許を取得した。新VRシステムは高解像度の小型ディスプレーと低解像度のディスプレーを搭載し、人の眼に近い解像度(retinal resolution)を実現するという。
米国特許商標庁に提出された仕様書によると、視線追跡を使用するフォービエイテッド・レンダリングを採用している。フォービエイテッド・レンダリングとは、画面をレンダリングする際、人の中心視野ほど高解像度で、そして視野の外側に行くに従って低解像度で描画する手法。
小型の高解像度ディスプレーと低解像度ディスプレーの映像をレンズを使って表示し、視野中心部には高解像度のイメージを映し出すことにより、ユーザーが注視する部分に映る映像は常に高解像度となり、適切なアイトラッキング技術と組み合わせた場合、人間の視野とほぼ変わらない解像度が得られる、としている。
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